株式会社 世界思想社教学社
2026年度採用情報

営業部の仕事

「赤本」を届けるという使命

過去問の代名詞である「赤本」は受験生にとって欠かせないアイテムですが、実は、書店や販売会社(出版取次)にとっても必要不可欠な商品です。書店の高校学参ジャンルはいわゆる大学受験物が強く、教学社は書店の高校学参ジャンルでトップシェアを誇ります(トーハン調べ)。とくに大学の過去問では代わりとなる商品はないため、赤本なくしては高校学参の売場は成り立ちません。

一方でアイテム数が多く、仕入・販売が難しいのも赤本の特徴です。赤本は370大学640アイテムに及び、地域や立地によって売れる商品がまったく異なります。必要な商品を必要な書店に必要なだけ届けることが求められており、それは社会的な使命でもあるのです。

教学社にしかできないデータ活用のおもしろさ

受験生は毎年入れ替わりますが、その志望動向には一定の傾向があります。そのため、商品需要の予測に過去のデータが非常に役立ちます。データを元に、毎年、軌道修正して精度を高めていくことができ、成果を実感できるのが赤本のおもしろさです。

また、赤本の購入は受験生の志望と直結するので、販売データを分析すれば、店舗ごとの客層や地域ごとの志願者動向などを数字で示すことができます。こういった市場分析は教学社にしかできないことであり、それを書店や販売会社に還元することで厚い信頼を得ています。

書店向けの勉強会も多数実施

書店向けの勉強会も多数実施

発信力・提案力に強み

書店が高校学参を販売するためには、入試制度や教育課程に対する理解が不可欠です。こういった販売に必要な情報や市場分析を提供するために、教学社では書店や販売会社に向けた勉強会を開催しています。自社商品の案内ではなく高校学参全般の説明を行っているので、勉強会の依頼が絶えません。

また、「共通テストがわかる!」といったリーフレットを高校や書店に提供するなど、読者への情報発信にも力を入れています。なかでもYouTube「赤本チャンネル」は登録者数が6万人を超えており、出版社のチャンネルとしてはトップクラスです。

製販一体の本づくり

市場分析は新たな商品開発にも生かされます。教学社では「製作」と「販売」、すなわち編集部と営業部が連携して商品開発を行う、「製販一体の本づくり」を進めています。営業部も企画段階から商品開発に携わりますし、営業部発の企画も生まれています。営業部と編集部の一体感も教学社の魅力の一つです。

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